映画『ペコロスの母に会いに行く』ロゴマーク

キャスト&スタッフ

キャスト

岩松 了
1952年長崎県生まれ。劇作家・演出家・俳優・監督として多岐に渡り活動。89年に上演した『蒲団と達磨』で第33回岸田国士戯曲賞、93年『こわれゆく男』で第28回紀伊國屋演劇賞、97年『テレビ・デイズ』で第49回読売文学賞を受賞。97年『東京日和』(竹中直人監督)で第21回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。08年公開の映画『たみおのしあわせ』では監督・脚本を務めた。近年の主な映画出演作に09年『ディア・ドクター』(西川美和監督)、09年『空気人形』(是枝裕和監督)、2011年『恋の罪』(園子温監督)、12年『悪の教典』(三池崇史監督)など。2013年公開作品には本作の他に『中学生円山』(宮藤官九郎監督)、『俺俺』(三木聡監督)、『謝罪の王様』(水田伸生監督)がある。
岩松 了
赤木 春恵
1924年旧満州生まれ。1940年ニューフェースとして松竹に入社。43年に大映、48年東映に移籍。59年森繁劇団参加と同時にフリーとして活動。舞台、テレビドラマ、映画と活躍の場を広げる。87年第13回菊田一夫演劇賞を受賞。93年紫綬褒章受章、98年勲四等寶冠章受章、99年橋田文化財団特別賞受賞など。テレビドラマでは、『3年B組金八先生』『おんな太閤記』『渡る世間は鬼ばかり』など多数出演。主な映画出演作に61年『宮本武蔵』(内田吐夢監督)、73年『野良犬』(森崎東監督)、79年『日蓮』(中村登監督)、80年『二百三高地』(舛田利雄監督)など。2011年夏、舞台からの引退を公表。本作で89歳にして映画初主演を務めた。
赤木 春恵
原田 貴和子
長崎県生まれ。86年『彼のオートバイ、彼女の島』(大林宣彦監督)で映画主演デビュー。同年第12回大阪映画祭主演女優賞、第8回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。近年の主な映画出演作に、87年『私をスキーに連れてって』(馬場康夫監督)、89年『誘惑者』(長崎俊一監督)、08年『たみおのしあわせ』(岩松了監督)、06年『長い散歩』(奥田瑛二監督)などがある。
原田 貴和子
加瀬 亮
1974年神奈川県生まれ。2000年『五条霊戦記 GOJOE』(石井聰亙監督)で映画デビュー。07年『それでもボクはやってない』(周防正行監督)で第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、第81回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞など数々の賞を受賞。主な映画出演作に04年『ニワトリはハダシだ』(森崎東監督)、06年『硫黄島からの手紙』(クリント・イーストウッド監督)、2010年『アウトレイジ』(北野武監督)、12年『ライク・サムワン・イン・ラブ』(アッバス・キアロスタミ監督)など多数。13年公開作品として『はじまりのみち』(原恵一監督)、『劇場版 SPEC〜結〜』(堤幸彦監督)など。
加瀬 亮
竹中 直人
1956年神奈川県生まれ。俳優、映画監督、ミュージシャン等幅広い分野で活躍。91年、初監督・主演映画『無能の人』で第48回ヴェネチア国際映画祭国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞受賞。近年の主な映画出演作に10年『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』(石井隆監督)、13年『くちづけ』(堤幸彦監督)、『天心』(松村克弥監督)、『ケンとメリー 雨上がりの夜空に』(深作健太監督)など。監督作に05年『さよならCOLOR』、13年『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』などがある。
竹中 直人
大和田健介(おおわだ・けんすけ)
1990年神奈川県生まれ。07年『恋空』(今井夏木監督)で映画デビュー。10年『逆転のシンデレラ』(藤村享平監督)で初主演。主な映画出演作に12年『キツツキと雨』(沖田修一監督)、『東京無印女子物語』(大九明子監督)、13年『脳男』(瀧本智行監督) 、『千年の愉楽』(若松孝二監督)などがある。「ACジャパン」「カルピスウォーター」「東京ガス」などCMでも活躍。
大和田健介(おおわだ・けんすけ)
松本若菜(まつもと・わかな)
1984年鳥取県生まれ。2007年テレビドラマ「仮面ライダー電王」で女優デビュー。09年『腐女子彼女。』(兼重淳監督)で映画初主演。主な映画出演作に11年『旧支配者のキャロル』(高橋洋監督)、12年『たとえば檸檬』(片嶋一貴監督)、『はなればなれに』(下手大輔監督)、13年『キャプテンハーロック』(荒牧伸志監督)など。そのほかドラマ、CMなどでも幅広く活躍。
松本若菜(まつもと・わかな)
原田知世(はらだ・ともよ)
長崎県生まれ。83年『時をかける少女』(大林宣彦監督)で映画初主演。近年の主な映画出演作に、05年『サヨナラCOLOR』(竹中直人監督)、06年『紙屋悦子の青春』(黒木和雄監督)、12年『しあわせのパン』(三島有紀子監督)など。今年7月、小野寺修二作品の舞台『シレンシオ』に出演。歌手としても活動し、07年には高橋幸宏らとバンド pupaを結成。
原田知世(はらだ・ともよ)
宇崎竜童(うざき・りゅうどう)
1946年京都府生まれ。73年ダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成しデビュー。自身のライブ活動の他、映画・舞台音楽の制作、他アーティストへの楽曲提供やプロデュース、俳優と幅広く活動中。映画音楽では82年『駅-STATION』(降旗康男監督)第5回日本アカデミー賞最優秀音楽賞、優秀助演男優賞受賞。85年『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(森崎東監督)で音楽を務めた。
宇崎竜童(うざき・りゅうどう)
温水 洋一
1964年宮崎県生まれ。1988年より小劇場を中心に舞台出演。竹中直人監督作『119』(94)などへの出演を契機に、映画やTVドラマへと活躍の場を広げる。主な映画出演作に11年『星守る犬』(瀧本智行監督)、12年『ALWAYS 三丁目の夕日'64』(山崎貴監督)、13年『アブダクティ』(山口雄大監督/ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭準グランプリ受賞)など。愛すべきイジられキャラとして老若男女から支持されている。
温水 洋一

スタッフ

監督:森﨑東(もりさきあずま)
1927年長崎県島原市に生まれる。京都大学法学部卒業。1956年、松竹京都撮影所に入社。その後、大船撮影所に移り、野村芳太郎監督、山田洋次監督の助監督、脚本などを手がける。1969年、『喜劇・女は度胸』で、監督デビューし、以降、『男はつらいよ フーテンの寅』をはじめとする喜劇を精力的に撮り続ける。一連の作品により、1971年、芸術選奨新人賞を受賞する。 1975年『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』に代表される庶民のバイタリティーあふれる生き方をユーモラスに描いた独特の作品を立て続けに発表し、広く人々の心を捉えた。 2004年『ニワトリはハダシだ』を発表、ベルリン国際映画祭 フォーラム部門招待、東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受ける。
監督:森﨑東(もりさきあずま)
主題歌:一青窈(ひととよう)
東京都出身。台湾人の父と日本人の母の間に生まれ、幼少期を台北で過ごす。2002年、シングル「もらい泣き」でデビュー。5枚目のシングル「ハナミズキ」が大ヒットを記録。 2004年に映画『珈琲時光』、2008年に音楽劇『箱の中の女』で主演をつとめ活動の幅を広げる。2012年にデビュー10周年を迎え、初の昭和歌謡カバーアルバム「歌窈曲」、6枚目のオリジナルアルバム「一青十色(ひとといろ)」をリリース。2013年3月に台湾ガイドブック「てくてく台湾」、7月に初の詩集「一青窈詩集みんな楽しそう」を発売。
主題歌:一青窈(ひととよう)

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