映画『ペコロスの母に会いに行く』ロゴマーク

第28回高崎映画祭で「最優秀作品賞」「最優秀主演女優賞」「最優秀助演女優賞」受賞!!

第28回高崎映画祭で「最優秀作品賞」「最優秀主演女優賞」「最優秀助演女優賞」受賞!!

2014/01/17

今年は3月22日〜4月6日の日程で開催される第28回高崎映画祭の各賞が発表され、『ペコロスの母に会いに行く』が最優秀作品賞、母・みつえ役 赤木春恵さんが最優秀主演女優賞、若き日のみつえ役 原田貴和子さんが最優秀助演女優賞を受賞いたしました!!!
 
映画を観たい、伝えたい、という映画ファンの方々が中心となって1987年より始まった歴史ある高崎映画祭で、
3部門での受賞をいただけたこと、本当に嬉しいです。ありがとうございます!!
 
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◎最優秀作品賞『ペコロスの母に会いに行く』森﨑 東監督
受賞理由
日本映画喜劇の王道であり傑作である。登場人物たちの活き活きとした生命力の確かさを、肌で感じられる作品である。人が生まれ過ごしてきた歳月、喜びも悲しみもが、手に取るように伝わる。老いゆく母親と、息子を中心としたその家族たちの物語は、日本人がたどって来た歴史をも紐解いてゆく。人生の軌跡は記憶として残る、そのひとつの形が映画であり、それは尊き営みであることを、この作品は指し示してくれた。
 
◎最優秀主演女優賞『ペコロスの母に会いに行く』赤木春恵
受賞理由
認知症を発症して久しいみつえおばあちゃんの温かくやわらかなものごしが印象深い。激動の時代を生き、さまざまな人生も引き受け、折り重ねて来た歳月がその存在から放たれている。愛情を与え、受け、家族とともに生きるみつえの姿は、観る者の心に深くいつまでも残り続けるであろう。大ベテランにしてこの演技ありと感銘を受けた。
 
◎最優秀助演女優賞『ペコロスの母に会いに行く』原田貴和子
受賞理由
若き日の主人公みつえを好演。長崎で生まれ育ち、いくつもの想いを胸に、ひたむきに、力強く生きる昭和の女性像を体現している。母として妻として家族を支え続けるみつえの、その美しさとしなやかさには目を見張るものがある。豊かな表現力と演技力が高く評価された。
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第28回高崎映画祭・授賞式は2014年3月23日(日)、本作上映終了後に高崎市文化会館で開催されます。
詳しいスケジュール等詳細は映画祭公式サイトに順次アップされますので、そちらをご覧ください!!
 
◎高崎映画祭公式サイト
http://takasaki.film.gunma.jp/index.html
 

ペコロスイラスト